効果的な学習のためには、様々な能力がバランスよく必要です。たとえば算数(数学)の場合、計算ができたり公式を憶えたりすることの他に、設問の意味をつかむ読解力、条件を整理して図式化(図に表したり、記号に置き換えたり)する能力が不可欠です。
  もちろん、これは算数の学習に限ったことではありません。人の話を聴くとき、話された内容の情景が浮かばなければ、つまり図式化ができなければただ音を聴いているだけで、話を理解していることにはなりません。

 国語の学習もそうです。文字を読めることと、理解できることはまったく別なのです。よく親御さんから「先生の話を聴いていたの?」「問題はよく読んだの?」と問いつめられた子どもが「聴いたよ!」「ちゃんと読んだよ!」とムキになって反論するのはあながち嘘ではなく、本人は確かに聴いていたはずだし、読んだはずなのです。